あなたは国のうちに貧しい者をしえたげ、公道と正義を曲げることのあるのを見ても、その事を怪しんではならない。それは位の高い人よりも、さらに高い者があって、その人をうかがうからである。そしてそれらよりもなお高い者がある。
わたしはまた、日の下に行われるすべてのしえたげを見た。見よ、しえたげられる者の涙を。彼らを慰める者はない。しえたげる者の手には権力がある。しかし彼らを慰める者はいない。
主は言われる、「貧しい者がかすめられ、 乏しい者が嘆くゆえに、わたしはいま立ちあがって、 彼らをその慕い求める安全な所に置こう」と。
わたしはまた、日の下を見たが、さばきを行う所にも不正があり、公義を行う所にも不正がある。
神は神の会議のなかに立たれる。 神は神々のなかで、さばきを行われる。
あわれみを行わなかった者に対しては、仮借のないさばきが下される。あわれみは、さばきにうち勝つ。
するとたちまち、主の使が彼を打った。神に栄光を帰することをしなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えてしまった。
幼な子よ、あなたは、いと高き者の預言者と 呼ばれるであろう。 主のみまえに先立って行き、その道を備え、
御使が答えて言った、「聖霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。それゆえに、生れ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。
彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、
そしてわたしはあなたがたに近づいて、さばきをなし、占い者、姦淫を行う者、偽りの誓いをなす者にむかい、雇人の賃銀をかすめ、やもめと、みなしごとをしえたげ、寄留の他国人を押しのけ、わたしを恐れない者どもにむかって、すみやかにあかしを立てると、万軍の主は言われる。
万軍の主は、こう仰せられる、『その日には、たとい、この民の残れる者の目に、不思議な事であっても、それはわたしの目にも、不思議な事であろうか』と万軍の主は言われる。
わが民の女たちをその楽しい家から追い出し、 その子どもから、わが栄えをとこしえに奪う。
馬は岩の上を走るだろうか。 人は牛で海を耕すだろうか。 ところがあなたがたは公道を毒に変じ、 正義の実をにがよもぎに変じた。
わたしは知る、あなたがたのとがは多く、 あなたがたの罪は大きいからである。 あなたがたは正しい者をしえたげ、まいないを取り、 門で貧しい者を退ける。
いと高く、いと上なる者、とこしえに住む者、 その名を聖ととなえられる者がこう言われる、 「わたしは高く、聖なる所に住み、 また心砕けて、へりくだる者と共に住み、 へりくだる者の霊をいかし、 砕けたる者の心をいかす。
主の使が出て、アッスリヤびとの陣営で十八万五千人を撃ち殺した。人々が朝早く起きて見ると、彼らは皆死体となっていた。
主がシオンの山とエルサレムとになそうとすることを、ことごとくなし遂げられた時、主はアッスリヤ王の無礼な言葉と、その高ぶりとを罰せられる。
万軍の主のぶどう畑はイスラエルの家であり、 主が喜んでそこに植えられた物は、 ユダの人々である。 主はこれに公平を望まれたのに、 見よ、流血。 正義を望まれたのに、 見よ、叫び。
なぜ、あなたがたはわが民を踏みにじり、 貧しい者の顔をすり砕くのか」と 万軍の神、主は言われる。
わたしは、わたしを愛する者を愛する、 わたしをせつに求める者は、わたしに出会う。
主は大いなる神、 すべての神にまさって大いなる王だからである。
主という名をおもちになるあなたのみ、 全地をしろしめすいと高き者であることを 彼らに知らせてください。
主よ、彼らのはかりごとを打ち破ってください。 彼らの舌を混乱させてください。 わたしは町のうちに暴力と争いとを見るからです。
兄弟たちよ。世があなたがたを憎んでも、驚くには及ばない。
愛する者たちよ。あなたがたを試みるために降りかかって来る火のような試錬を、何か思いがけないことが起ったかのように驚きあやしむことなく、
ああ深いかな、神の知恵と知識との富は。そのさばきは窮めがたく、その道は測りがたい。
貧しい者をしえたげて自分の富を増そうとする者と、 富める者に与える者とは、ついに必ず貧しくなる。
あなたが、われわれはこれを知らなかったといっても、 心をはかる者はそれを悟らないであろうか。 あなたの魂を守る者はそれを知らないであろうか。 彼はおのおのの行いにより、人に報いないであろうか。
しかし、要するに耕作した田畑をもつ国には王は利益である。
たしかに、しえたげは賢い人を愚かにし、 まいないは人の心をそこなう。
わたしはこのすべての事を見た。また日の下に行われるもろもろのわざに心を用いた。時としてはこの人が、かの人を治めて、これに害をこうむらせることがある。
しかしその父は人をかすめ、その兄弟の物を奪い、その民の中で良くない事を行ったゆえ、見よ、彼はその悪のために死ぬ。
彼はまた荒野にやぐらを建て、また多くの水ためを掘った。彼は平野にも平地にもたくさんの家畜をもっていたからである。彼はまた農事を好んだので、山々および肥えた畑には農夫とぶどうをつくる者をもっていた。
神が彼らに安全を与えられるので、 彼らは安らかである。 神の目は彼らの道の上にある。